このような方にご利用頂いています。
お年寄りや通院が困難な方へのはり・きゅう施術です。身体機能の維持回復を目的として、国家資格保持者がひとり一人の症状にあわせてはり・きゅう治療を行います。ご自宅で健康保険を使って受けられます。
「訪問医療鍼灸」とは、「寝たきり」あるいは「歩行困難」で自力通院が困難な方に、医療上、鍼灸施術を必要とする症例(腰痛、関節痛や神経痛などの慢性疼痛および痺れ)に対して、医師の発行する同意書を得た上で、各種医療保険を利用して在宅で受けられる鍼灸施術です。弊社では、痛みや痺れ、麻痺、関節拘縮等により、ADL(日常生活動作:トイレや食事、歯磨き、着替えや入浴など日常生活に必要な動作)やQOL(生活の質)が低下している在宅療養患者様に対し、継続的な施術によりその症状を緩和する事で生活レベルの維持、改善を図るという点に重きを置いています。
また、刺されるのが怖い、熱いのが苦手、という方の為に、テイシンと呼ばれる刺さない鍼を用いたり、温灸や火を使わないお灸などを用いる事で安心安全に施術を受けて頂けます。
国家資格保持者による治療ですので安心して受けられます。
対象の方
『神経痛』『リウマチ』『五十肩』『腰痛』『関節痛など慢性痛を主症とする疾患』『在宅でのターミナルケアを望まれている方』
『歩行が困難、ふらつき、寝たきりなどで通院ができない方』『手足や関節に痛みや痺れのある方』『寝たきりの方』
期待効果
『疼痛緩和』
血流の改善により痛みを和らげます。
『回復力向上』
ツボ刺激により自己治癒力を高めます。
『可動域改善』
筋緊張の緩和により、関節の動きを良くします。
鍼(はり)
筋肉内の硬結部位に対して物理的な刺激を与えることで筋緊張緩和を図るだけでなく、免疫系や自律神経系に働きかけることで、血流改善や鎮痛効果をもたらします。鍼と言うと恐怖心を抱く方がいますが、使用する鍼は髪の毛ほどの細さ(直径0.14mm~0.20mm程度)で、刺入痛を抑える技術を養成機関でトレーニングしていますので、痛みを感じることはほとんどありません。感染対策として、1本ずつ滅菌処理されたディスポーザブル(使い捨て)鍼を使用しますので、安心して治療を受けることができます。
灸(きゅう)
ヨモギにはチネオールという精油成分が含まれており、東アジアを中心に古来から傷治療や殺菌等に用いられてきました。お灸は、ヨモギを乾燥させた艾(もぐさ)が原料として使われており、温熱刺激による、冷えの解消や、血行促進、筋緊張・痛みの緩和が期待出来ます。お灸には様々な種類がありますが、弊社の施術は温灸が中心です。温灸は間接灸の1種で、肌に直接、お灸を置くのではなく、熱感よりも心地よい温かさが感じられる手法です。希望者には、モグサを直接肌に置く直接灸も行います。
コミュニケーション・リラクゼーション効果
施術によるスキンシップやボディタッチや会話を通してコミュニケーションを図ることで、ご病気や後遺症・疼痛などの様々な症状で悩まれたり、不安や孤独感のある患者様に安心感や安らぎを与え、不安なことやストレスなどが緩和されると期待されます。
安心感や信頼感などが得られることにより、メンタル面のケアやサポートが期待できます。
効果(あん摩・指圧)
・血液・リンパの循環改善
身体を動かす機会が減ると、老廃物でいっぱいになった血液が末梢に滞ります。
求心的に血液を戻すことで、循環が改善され、組織に栄養や酸素が行きわたり、生命活動が活性化されます。
新陳代謝を良くして、床ずれやむくみの改善を図ります。
・筋緊張・痛みの緩和
筋緊張による痛み、神経痛、関節痛など、痛みには様々な種類があります。
運動法などにより、血行が促進され、硬くなった組織が柔軟になることで、発痛物質が流れやすくなり、筋緊張や痛みやしびれが軽減されます。
・関節可動域の拡大・維持
関節可動域の拡大を目指し、片麻痺や廃用により拘縮が起きた関節に対し、関節運動法やストレッチを行います。
低下した筋肉が回復されて患者様のADL(日常生活動作)が向上し、身体介護がよりラクになります。
・残存機能の改善・維持
片麻痺の方のADL(日常生活動作)維持と向上には、非麻痺側の筋力維持や運動機能の維持や向上が重要になります。
抵抗運動法を行うことで、患者様のQOL(生活の質)向上に寄与します。
・内臓諸器官の機能改善
胸郭の周囲の筋緊張を緩和させることで、胸郭の可動性が向上し、結果的に胸郭内臓器である心臓・肺の循環機能・呼吸機能が改善されます。
また、下肢・体幹の運動法を行うことで、消化器等の骨盤内臓器が刺激され、消化・排泄機能の改善につながります。
費用
■後期高齢者医療等で一割負担の場合
一回 400円程度のご負担金です。
■週に2~3回利用した場合
一ヶ月平均 3,000円~ 5,000円程度
※医療保険が使えます。
介護保険の枠に関係ありません。
治療費は、医療保険(健康保険)利用のため一部負担金のみとなります。
お申込手順
お問合せを頂いた後、無料体験はり・きゅう、保険適用手続きを経て、医師の同意が得られたら施術を開始します。